性行為感染症とは性的な接触によって発症する感染症のことです。通常の日常生活で感染することはありません。性器クラミジア感染症や淋菌感染症、梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどが代表的な疾患です。
無症状であったり、症状が軽くて気づかないこともありますが、治療せずに放置しているとパートナーに感染させてしまい、さらには子供に感染することもあります。また不妊症の原因になることもあります。
お薬による治療が中心となりますが、パートナーに感染してしまっていた場合には、治癒後に再度感染する「ピンポン感染」という状態になりかねません。
性行為感染症の可能性を心配されている方は、症状の有無に関わらず、専門医の診察を受けられることをお勧めします。